看護師は一度は自分なりの看護観について熟考してみることが重要です。
看護師として、患者にどのようにして接していくのがベストなのかは看護観によって異なります。
人によって看護へのこだわりには違いがあるので、他の看護師とは相容れない考え方を持っていることに気づくこともあるでしょう。それでも自分はこうするのが患者にとって良いと思うとはっきりと周りに伝え、自信を持って看護ができるようになるには看護観を明確にすることが欠かせません。
看護観を持つことで、「このような理由で、この患者への対応はこうすべきだ」としっかりと論理的な説明ができるようになり、周りの人も納得させながら働くことができます。
また、スキルアップにおいても看護観は重要です。
自分が理想として思い描いている看護師の姿を実現するためにはどんなスキルが必要なのか、という観点で学ぶべきスキルを探すようにすれば、学ぶことへのモチベーションも上がります。学んだ後に現場でどのようにしてそのスキルを発揮するのかも具体的にイメージできるので、時間を費やして学んだことが無駄になるようなこともありません。
このように、自分なりの看護観をはっきりとさせることで看護師としてやるべきことを具体的に考えられるようになります。
また、その結果を想像できるようになることで、前向きに仕事に取り組めるようになるのも看護観を持つことの魅力の一つです。
看護観は経験と共に深めていけるものなので、定期的に見直すことでいつも前向きな姿勢を維持できるでしょう。
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